
石田和靖
日本初のドバイ株投資本の著者で冒険投資家。海外投資SNS『World Investors』主宰。ブログ『香港資産運用日記』も好評。WEB SPA!海外投資スゴいヤツ列伝!
お待たせいたしました!好評をいただいております
海外投資スゴいヤツ列伝!の48人目の投資家は knobさん です。
それではまず、knobさん のご紹介。
HN: knobさん
年齢: 40代
性別: 男
職業: IT系営業技術
所在地(東京都、大阪府、中国在住。): 愛知県
旅行先: イギリス、フランス、ベルギー、ドイツ、ハンガリー、オーストリア、
スイス、イタリア、スペイン、アメリカ、韓国、中国、香港、ベトナム、シンガポ
ール
留学: イギリス(1ヶ月)
語学レベル: 初級レベル(但し、自分の知っている分野な文法は無茶苦
茶な会話が可能)
・・・ さて、それでは早速インタビューさせていただきます。よろしくお願いします。m(_ _)m
【石田】 knobさんの投資のきっかけは何でしょうか?投資歴も教えてください。
【knob】 大学入学後に普通預金より有利という理由で、当時事実上元本と利回りが安定保証されているうえ、普通預金並みの利便性を誇っていた中期国債ファンドを購入したのが最初です。それから数えればもう直ぐ20年近くになります。
【石田】 knobさんは現在、どのような投資先に投資されていますか?
【knob】 現在の投資先は大きく分けて日本株、インド株およびインド株投信、香港株ですね。業種的には自分の知っている分野ということから、機械、IT関連が中心に成ってきています。
【石田】 では、knobさんはなぜ、その株・ファンド(金融商品)を購入されたのですか?
【knob】 インド株は新興国株の中では毎年株価調整が時期的にあり、その下落があった直後であまり割高ではなかったのが理由の一つです。また、中国とは異なりITなどで強い競争力があったり、輸出比率が低く内需での成長期待も高く、国家に頼らない自立性の高い地場の民間企業が成長の中核を担っているなど独特の魅力がある点に注目しております。
【石田】 knobさんの、投資のスタイルを教えてください。
【knob】 業界内でトップではない企業であるけれども、トップ企業とは異なる社風を持っていて独自の発展が期待できる企業の株を購入するのを基本としています。ただ、単純な買い一辺倒では危ない時期でもあるので空売りや、逆張りの空買いも組み合わせて投資を行うことで、直接的なヘッジ効果のほかに売り浴びせる側の立場に自分が立ってみる様にもしています。
【石田】 買い一辺倒ではなく、売りヘッジできるところがknobさんの強みですね。続いて、knobさんが投資する際に、特に気をつけていることは何でしょうか?
【knob】 業界トップではない企業への投資ですので、世間的にはトップ企業よりも売り浴びせを受けやすい面がありますので、大きな相場の上下動要因を見間違えないように気を付けています。その為にもマクロの動向にももちろん注意を払っていますし、経済の先行きについても自分なりの見通しを立ててプロや他人の予測とのすり合わせもしますね。
【石田】 自分なりの相場観をプロの予測とすり合わせ、検証するやり方は、非常に参考になります。では、他の人にはない、knobさんだけの投資の特徴といえば何でしょうか?
【knob】 最大の特徴と言えば、趣味を兼ねたベンチャー投資!?としての美術品購入でしょうか。美術館などで既に有名になっている美術作家ではなく、無名の作家でも良い作品を見つけるべく自分の足と目で大量に見て回り、自分を信じて購入しております。こちらが今は最も含み益が大きい筈です。
【石田】 さて、knobさんは日本の産業界についての知識や、バブル後の実態などにお詳しいですが、
knobさんのその豊富な知識は、いったいどのようにして身につけられたのですか?
【knob】 私の場合は就職もバブル崩壊直後で、売り手市場が終わった最初の年でしたから、その違いに愕然とするところから社会人生活がスタートしました。つまり、バブル崩壊後の初期段階の前年比で僅かなマイナスが続く状況下で営業マンとして一線で働き、前より苦しいのだという先輩達の話を聞きながらも、実はそこそこのスタートを切ったのです。その後本社に転勤になり営業全般を統括・分析する部署へ移動した時に丁度バブル崩壊が第二段階入るタイミングで、幸か不幸かその分析とその後の予測に従事しました。この時の経験こそが、バブル崩壊の中長期的な流れを自分なりに判断する基礎を築いたと思います。
【石田】 バブル経済を力強く生き抜いてきた、knobさんのコメントは重みがありますね~。では、これまで投資を行ってきた中で最大の失敗、成功談を教えてください。
【knob】 最大の失敗は銀行株の空売りをした直後に上昇して、慣れない業種だったために慌てて買い戻し損失を出した上、その直後に暴落してあと少し待てば良かったと後悔したことですね。最大の成功は以前に購入した美術品が大きく値上がりしていることでしょうが、実際に売却していないので実現益ではなく、実感はありません。
【石田】 knobさんの美術品を見抜く目力はすごいですね。では、knobさんのお薦めの本を1冊教えてください。また、その理由も教えてください。
【knob】 本田宗一郎著「得手に帆を上げて」 です。
本田技研創業者が自信の自身の成功と失敗と綴ったものですが、単なる企業家の創業物語ではなく、
ベンチャー的な企業のあり方や成長時の危ないといわれる時期の大胆な投資の重要性など、成長企業への投資を行なうならば結構示唆に富んだ内容の本と思います。
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【石田】 knobさんが、これまで旅行した先で印象に残っているエピソード、国などについて教えてください。
【knob】 中国で知人と展覧会準備中の美術館内で待ち合わせをし、その人と会うために館内に入ろうとして門で人民解放軍の警備兵と口論し、なかなか入れず不安になったことも強く思い出に残っています。その人と会えないとホテルすら自分では取っていなかったので、タイミングよく日本語の判る人が出て来て助かった・・・と思いましたよ。その後は楽しいことが芋づる式で、良い旅になりました。
【石田】 人民解放軍の警備兵と口論ですか~。これは、すごいエピソードですね・・・。それでは、これから海外投資を始める方へ一言お願いいたします。
【knob】 当面米国のバブル崩壊期は続くと思いますので、暴落の恐れを理解して慎重に投資を行うことが基本です。その上で、中長期的な成長性の有無を国だけではなく、企業や業種面でも見極めて暴落をチャンスと捉えて投資を行なっていくことで、中長期では良い投資となると思います。米国の大恐慌的なレベルの不景気=世界恐慌に成る・・・というほど米国の比重は高く無くなって来ており、過剰な悲観論は不要だと思います。ただし、地場資本が成長の中核を担っていない国は最後の成長が出来ないのでそういう見極めも必要です。
【石田】 それでは最後に、knobさんの夢は何ですか?
【knob】 投資などで資産を築き上げて、その収益で美術館を作ると共に、その運営費や生活費を捻出して趣味に没頭することです。この夢の実現には相当な資産が必要なので、見果てぬ夢かもしれません。
【石田】 さて、最後にknobさんが注目しているワールドインベスターズ内の海外投資家をご紹介してくれますか?
【knob】 アリュールさんを推薦します。
【石田】 ありがとうございました! ・・・というわけで、次回は アリュールさん をゲストに招いてインタビューの予定です。どうぞよろしくお願いします。
それではみなさん、どうぞお楽しみに!
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