海外投資スゴいヤツ列伝

File#027-アールさん【女性投資家が世界の果てに見たものは?】

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お待たせいたしました!好評をいただいております
海外投資スゴいヤツ列伝!の27人目の投資家は、アールさん です。
まずはじめに、アールさんのご紹介。


ale0.jpg  HN: アール
  性別: 女性
  所在地: 東京都 
  旅行先: アメリカ8州、台湾、中国、イタリア、スペイン、フランス、イギリス
  語学: もう忘れたけど、、、中国語検定3級、本当に忘れたけど、、、英検1級、今でもバリバリ、、関西弁 ネイティブ級
  

・・・ さて、それでは早速インタビューさせていただきます。
よろしくお願いします。m(_ _)m

【石田】 アールさんの投資のきっかけは何でしょうか?投資歴も教えてください。

【アール】 2002年4月、金利は安いし、日経平均は1万割れから回復してきたところでした。いくら何でも底だと思いました。実際は日本株にはまだ大底があり、翌年7600円台まで下げるのですが。銘柄は人間ドックに入っているときに、オリンパスでも買おうかなーと思って始めました。5月には戸松信博さんの「中国株」を読み中国株が買えることを知り、電力株やいわゆるインフラ株を中心に買っていきました。その後は忙しくてほったらかしにしておいたのが良かったようです。その後、中国株の可能性が想像以上と気づき資源株、銀行株なども買いました。


【石田】 現在、どのような投資先、銘柄に投資されていますか?

【アール】 いまだにやはり、中国H株がメインで、消費関連株、電力、インフラ株を20銘柄ほど保有しています。タイ株ではPTT系、インフラ銘柄を主力にやはり分散して10銘柄ほど、ドバイ株は金融、不動産銘柄を中心に10銘柄買っています。ベトナムはファンドのみです。


【石田】 なぜ、その株を購入されたのですか?目を付けた理由を教えてください!

【アール】  長期保有とはいえ、やはり昨年夏からは少しいやな感じがしました。バフェットがペトロチャイナを売り始めたのに焦り、アメリカ市場に影響を受けない中国に変わる次の市場を探しはじめました。タイ、ドバイは5年、10年楽しんで持っていられる市場と思い投資しました。タイ株では阿部俊之さん、ドバイ株では石田和靖さんのセミナーや本が大変参考になりました。


【石田】 では、今度は、アールさんの投資のスタイルを教えてください。

【アール】 新興国の個別銘柄で、BUY&HOLDです。PERの割安なものをこつこつ買い集めて長期で保有する。PERが加熱しすぎたら売る。素人なのでなるべく分散します。新興国投資では大化け銘柄が出ると大きいですから。下げ相場でどうするかは現在勉強中です。


【石田】 他の人にはない、アールさんだけの投資の特徴といえば何でしょうか?

【アール】 とにかく楽しむことです。歴史小説の数ページに参加するように、旅するように投資する。


【石田さん】 あ、いい言葉ですね!なんだかワクワクしてきます。では、投資する際、特に気をつけていることは何でしょうか?

【アール】 やはりタイミングです。長期保有とはいえ、なるべく安く買いたいですから。どんなに人気銘柄でも必ず下がる局面は来るものです。2002年チンタオビールを買うのに、5月から狙って、8月にやっと買えた時には嬉しかったです。最近は忙しいので、意外とあっさり買ってやっぱり高値をつかみますが。(笑)


【石田】 これまで投資を行ってきた中で最大の失敗、成功談を教えてください。

【アール】 最大の失敗は、皆さんおなじみのワーサンガスで取引停止になっています。それと唯一、某N証券の担当者に推奨されて買った、村田製作所は思いっきり高値をつかみました。最大の成功は、中国株で一番初めに買った安徽海螺というセメント会社です。配当はあまり出さない会社ですが、2007年10月惜別しました。もちろん天井では売れませんでしたが、27倍になり1銘柄で中国株への投資資金の大半を回収しました。単純に株価のみでは35倍になりましたが、、、


【石田】 それにしても、27倍とはすごいですね。。ところで、アールさんの夢は何ですか?

【アール】 自分が本当に価値あると思う活動を支援できる財力を持つことです。(笑)


【石田】 アールさんのお薦めの本を1冊教えてください。また、その理由も教えてください。

【アール】 カレル・ヴァン ウォルフレンの「人間を幸福にしない日本というシステム」です。 今となっては古い本でお勧めできるかどうかは疑問ですが、発売当時、この日本社会が嫌いで居心地悪いのは自分が悪いとばかり思っていたので、この本によって相当救われました。「知ること」なしには何も始まらないこと、私も何がこの社会を生きにくくしているのか、知ってみたいと思いました。西洋人による日本論の原点。


人間を幸福にしない日本というシステム人間を幸福にしない日本というシステム
カレル・ヴァン ウォルフレン Karel Van Wolferen 篠原 勝

毎日新聞社 1994-11
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【石田】 これまで旅行した先で印象に残っているエピソード、国などについて教えてください。

【アール】 旅行は何より好きで、初めて船で渡った台湾、イタリア、スペイン、フランス、ロンドン、スコットランド、すばらしい思い出ばかりです。しかしひとつ選ぶなら、旅先で初めてホームシックにかかった中国です。1996年北京から中国の石窟や壁画を見て歩き、カシュガルを目指しました。6時間で着くといわれて乗ったバスが、道が崩れていてて20時間かかったり、切符に長蛇の列。本当に貧乏旅行をするのに大変なところでした。ついにトルファンというウイグル自治区の町で砂嵐に遭遇。日本人の私は息苦しくて翌日40度の熱を出し、1ヵ月半の旅はそこで終わりました。安いドミトリーに泊まっていたのですがイスラエルから来た女の子はまったく平気で、窓を開けたがるのにはびっくり。3日もかかる北京への帰りの鉄道の中でバックパッカーなどもうやめて、日本に帰ったら、普通に暮らそうと決意しました。


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【石田】 アールさんが、グローバル的な視野を持っているのも、その時の経験が大きかったのでしょうね。実際、どのように身についたものと考えていますか? 

【アール】 お喋りからです。とにかく人と喋るのが好きで、いろんな国で世界中から来た旅行者とお喋りした体験が基本にあると思います。貧乏旅行の醍醐味は世界中の好奇心旺盛な人と情報や体験をシェアーできる点でした。アメリカは、94年の円高のときに日本の語学スクールへ行くより安いので、NYで語学を少し勉強しました。同じクラスにウルグアイやパナマ、ブラジル、とにかくラテンアメリカからの生徒が多かったので勉強になりました。妹もNYで働いていたので、その交友関係からいろいろ学ぶことが多かったです。結局話していて楽しいのは、アメリカ人ならユダヤ系、それとアメリカにいる外国人で、アメリカ人自体は他の国に深い関心を寄せている人は少なかったように思います。
 


【石田】 では、最後に、これから海外投資を始める方へ一言お願いいたします。

【アール】 人生は長い、投資せよ、そして深く考えよ。


【石田】 アールさんが注目しているワールドインベスターズ内の海外投資家をご紹介してくれますか?

【アール】 はい、IPOに特化した投資を行うケロロ軍曹さんです。


【石田】 ありがとうございました! ・・・というわけで、次回は、ケロロ軍曹さんをゲストに招いてインタビューの予定です。どうぞよろしくお願いします。それではみなさん、どうぞお楽しみに!


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2008.04.23 File#027-アールさん【女性投資家が世界の果てに見たものは?】 ブックマーク ブックマーク ブックマーク
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